入院から在宅復帰に向けて≪小規模多機能型居宅介護/欠点編≫

こんにちは。みろりんです。

前回の≪小規模多機能型居宅介護/利点編≫、いかがでしたか?あなたの介護生活にお役に立てたでしょうか?

さて、良いところばかりが揃っているように見えますが、欠点もあります。賢く利用するにはちゃんと理解しておくことが大事です。

登録制です

地域密着型サービスなので基本的に1事業所29人までの登録制です。通所は一日15人、泊りは一日9人と上限が決められています。登録者が公平に利用ができるように事業所の方で調整をしているのです。

他のサービスは使えません

通所リハビリなどの「たまには別の通所に行きたいな」、訪問介護などの「以前お世話になったヘルパーさんが来てくれないかな」と思っても利用できません。地域密着することで顔なじみの関係を大事にし、より安心して在宅生活を過ごしていただくためだからです。しかし福祉用具、訪問看護、訪問リハビリ、居宅療養管理指導の利用は可能です。

ケアマネジャーが交代します

小規模多機能型居宅介護にはケアマネジャーの配置が義務付けられています。【通い・訪問・宿泊】を包括的かつ臨機応変にプランニングしていく必要があり、ケアマネジャーがケアプランを作成するので、ケアマネジャーが交代するのです。

実は、なぜ小規模多機能型居宅介護の普及率が低いのかという理由の一つに【ケアマネジャーが交代する】が深く関わっているのです。

入院して介護保険を初めて利用するのであればそうでもないのですが、大抵は在宅生活→入院→その後どうしよう・・・が多いのです。

入院するまで大変お世話になったケアマネジャー、入院中もケアマネジャーに相談する家族も多いことでしょう。それなのに退院と同時に小規模多機能型居宅介護へ移ったらどうなりますか?

そうです。もうあなたは気付いているはずです。【自分のお客様(クライアントである家族)】が減るのです。

それを知っているから紹介するケアマネジャーは少ないのです。だから本人・家族へ情報提供がされず、認知力が低いのです。

法人や組織が大きい事業所ほど色々なサービス事業所が揃っているので、自社のサービスを紹介する傾向にあるんですよ。

だ・か・ら 【脱おまかせ介護のススメ】なのです。。

これからは他人任せにせず、自分に必要な知識を自分で得て、自分で必要な介護を選択する力を身に付けていくということが大事な世の中になるんです。

高齢者本人にとって良い選択なのか、家族にとって良い選択なのか、ケアマネージャーにとって良い選択なのか。ケアマネージャーにとって良い選択の条件の一つには≪連携のとりやすさ≫がありますが、それが本人にとって良い選択かどうかはまた別の話です。

私は、認知症の方でもこの小規模多機能型居宅介護を上手く活用できればまだ在宅生活が継続できると思っています。実際、施設入所されている方でも「この方は小規模多機能型居宅介護を使えばまだ在宅生活が継続できたのでなはいかな?」という場面に何度も遭遇した経験があるからです。

特に、仕事と介護の両立が大変で難しく、そろそろ介護離職を考えているそこのあなた!ちょっと待った!その前にこの小規模多機能型居宅介護を選択肢に入れてみてください。

しかし、誰にでも合うという訳ではないので、やはりプランニングは慎重にケアマネジャーと相談しながら進めた方がいいですよ。

注意:実際にケアプランを立てるにはケアマネジャーに依頼する必要があります。このブログは介護初心者がケアマネジャーに相談するにあたって敷居が高く感じるとの相談から作られました。必ずケアマネジャーとの相談の上でお願いします。