入院から在宅復帰に向けて≪小規模多機能型居宅介護/利点編≫

こんにちは。みろりんです。

前回は入院中に退院を打診されたけど「もう少し良くなって欲しい」ということで、介護老人保健施設を紹介しました。

退院→介護老人保健施設→在宅(または施設)

でしたね。介護老人保健施設は【施設】になります。生活拠点が施設にある以上、費用もそれなりに発生しますよ。ではもう少し費用を抑えられる介護サービスはないのでしょうか?

そこで今回紹介するのが【小規模多機能型居宅介護】。地域密着型サービスです。

地域密着型サービスとは、【住み慣れた地域にいつまでも住み続けてもらう】という主旨のもと誕生したので、その行政地域に住んでいる人しか利用できない決まりになっています。

退院→小規模多機能型居宅介護→在宅

という方法です

向いているのはこんな人

1.退院を言われたけど、すぐに自宅へ帰るのは難しいので、泊りを利用しながら日常生活へ戻る準備・トレーニングを必要とする人

小規模多機能型居宅介護はリハビリ専門の機能訓練士はいません。職員と一緒に生活リハビリを行いながら在宅生活への復帰を目指します。例えば、一緒に調理をしたり、散歩や庭の手入れ、買物や掃除など日常生活の行動をリハビリの一環と捉えているのです。最初は泊りの日数を多くしながら、徐々に訪問・通所の回数を増やしていくことで安心して在宅への復帰を目指していくのです。

2.環境の変化に弱い人

あなたは「ショートステイを利用して認知症がひどくなった」という話を聞いたことがありますか?これは、認知症の人は慣れ親しんだ環境なら安心できるけど、新しい環境へのストレスは想像以上であるということなのです。ショートステイの職員は親身になってお世話をしてくれると思います。でも、その緊張や不安から解放されたときに一時的に認知症の症状が進行すると考えられているのです。

ショートステイが悪いわけではありません。人には向き・不向きがあるということを理解しておいてくださいね。

要支援1から使えます】

泊まりもできるという施設としての機能があるにも関わらず、要支援1から利用が可能なんです。家族が葬儀や法事で急に留守をすることになっても安心して利用することができるんです。家族の介護負担軽減にも役に立っています。

費用は定額です

居宅介護という在宅サービスでありながら、利用時間や回数の制限は基本的にはありません。 それにも関わらず、費用が定額制なのです。だから家族の送迎が可能であれば出勤前に送り、退社後に迎えに行くという利用方法が可能になります。『毎日通所を利用したいとけど利用枠の上限を超えてしまって困っている』、『今日は通所がお休みだけど風邪気味で気になるので自宅へ様子を見に行って欲しい』など、本人・家族のニーズに合わせた利用が可能です。

※泊りの際の宿泊費用は別途必要になります

オールマイティーな使い方が可能です

今までは、訪問(介護)は○○事業所、通所は△△事業所、泊りは××事業所という風に目的に応じて違う事業所を利用していました。

あなたならどうですか?事業所が変わるということは新しい環境に慣れるまでが大変ということですよね。また、各事業所の職員に慣れるのも大変です、

でも、小規模多機能型居宅介護なら、訪問・通所・泊まりを一つの事業所で提供しているので、顔なじみの職員が一緒に泊まったり、自宅へ訪問に来るので安心です。3つのサービス体制が整っているからこそ今まで出来なかった介護サービスが可能になったのです。あなたのニーズによって色々な利用方法の可能性を秘めています。

このように利点がたくさんありますが、もちろん欠点もあります。長くなったので今回はこのへんで。

注意:実際にケアプランを立てるにはケアマネジャーに依頼する必要があります。このブログは介護初心者がケアマネジャーに相談するにあたって敷居が高く感じるとの相談から作られました。必ずケアマネジャーとの相談の上でお願いします。