親が施設へ入所したあとに考えること

こんにちは。みろりんです。

昨日から2学期が始まりますね。また子供の弁当作りが始まるので早起きの生活に戻ります。今まで怠けぐせがついていたのでシャキッと頑張ります!

今回のテーマ、親の施設入所についてですが、「親が施設に入所したけど、ここに慣れるか心配です。」との相談です。

家族はそれぞれの事情で自宅で過ごすのが難しく、施設へ入所するに至ったと思います。ここに至るまで心の葛藤と不安があって色々考えた末だと思います。

最初は皆さん不安な気持ちで入所されます。中には「ここは子供が勝手に契約して入れられた。自分の気持ちはどうなるんだ!」「こんな認知症の多い施設は私には合わない。でも病気だから仕方がない」と言われる人もいます。

しかし、家族も色々考えて「自分の親にはここの施設が合っているし、ここで皆さんと過ごしてほしい」と思って、色々な施設の中から一つを選んだのですよね。

たしかに、今まで過ごしてきた生活環境が変わることで、自分の自由に制限がかかり、ストレスが溜まることが多いです。

一時的に環境が変わるだけなら我慢ができるけど、これがずっと続くなら我慢した生活は限度がありますよね。

入所当初は皆さん不平不満を言われます。でも、職員は不平不満とは捉えませんよ。

自己主張と捉えているのです。

もちろん出来ることの限界はあります。でも、職員は出来るだけ要望に応えようと日々努力しています。

そして徐々に信頼関係ができてくるのです。

ここに至るまで3~6か月ほどを要します。だから「今から色々なことがあると思うけど、まずは3か月のあいだは様子を見させてください。3か月ほどするとここでの生活に慣れてくる方が多いです。時間がかかる人はそれ以上かかるけど、徐々に慣れてきます。大事なのはなの慣れさせようと焦らないことなんです。自分のペースで慣れていくことが大事なんですよ。」と入所当日に家族へ話しています。

最初は自分の置かれた環境を悲観してますが、重度の入所者が一生懸命に生きている姿や職員の様子を見ていくうちに感情が少しずつ変化してくるのです。

また、食事や交流を通じて仲の良い入所者ができてきます。

先ほどの認知症の人を嫌っていた入所者さん、半年後にはその認知症の人の食事の手伝いをしていました。「これ食べた方がいいよ」「ほら、スプーンがあるよ」等々。

また、話が通じる仲の良い人ができたので寂しくなくなりました。「あの人がいるからここで一緒に頑張っていきます」と前向きな発言もでるようになりました。

そこでこれから施設入所を考えているあなたへ伝えたいことは

「入所者の言葉に一喜一憂しないで見守ってください」

ということです。

入所当初は「帰りたい」「こんなはずじゃなかった」等色々なことを言われます。いいんです。自分の感情を吐き出してください。

でもね、家族は『施設に親を入所させた』というある種の罪悪感から他の施設を探したり、自宅に連れて帰ろうとするんです。

ちょっと待ってください!確かに施設での生活に慣れるのに家族の協力は不可欠です。でも、他を探すのはもう少し待ってください。例え認知症の入所者でもそこで慣れようと努力していますよ。「帰りたい」という度に連れて帰ったら、どちらが自分の本当の居場所なのか混乱して分からなくなり、良かれと思ってしてきたことがかえって不穏状態になるという逆効果につながることもあるんです。

なので、『面会はお願いします。あなたの笑顔があなたのお母様の支えになっているのですよ。』と話しています。