賢い福祉用具の活用方法≪何のために福祉用具があるのかについて≫

こんにちは。みろりんです。

昨日は福祉用具≪入浴編≫についてでしたね。

今日は≪排泄編≫に入りますが、その前に≪特定福祉用具≫についてもうすこし詳しく説明しましょう。

≪特定福祉用具≫に指定されている物品は、行政からの補助があるんです。

その金額は何と1年間で上限10万円!⇒までは購入金額の1割の自己負担で済むんです。

具体例として、例えば入浴でのシャワーチェアーを1万円で購入したとします。そしたら、一旦1万円を支払い、行政での手続き後9千円が戻って来るので実際には千円の自己負担ということになるのです。

これを【償還払い】といいます。手続きは福祉用具の業者が代行してくれますよ。地域によって受領委任払いもあるので必ず確認してくださいね。

1年間というのは、4月~翌年3月までを指します。

こういう感じで累計し、1年間で10万円まで補助が可能になるのです。

なんともまぁお得な制度ですよね!

※ただし、事業所が都道府県からの指定を受けてないと支給の対象になりません。ショッピングモールで購入してレシートを出しても対象外ですよ。

ここで一つの疑問が出てきますよね。

なぜ特定福祉用具だけなのですか?ほかの福祉用具は補助の対象じゃないのですか?】

それはですね、①直接肌に触れるものなので衛生上何年間も使い続けるのは好ましくないし、使い回しも良くない。②毎日使用するので劣化していき、安全面に支障がでる場合がある。

という理由から種類が限定されているんです。

だから、レンタル品目の対象からも外れているんです。

車イスや杖、シルバーカーは特定福祉用具ではないんですよ。(でも実費購入は可能ですよ)

そして、福祉用具の業者には福祉用具のコーディネーターがいるのをご存知でしょうか?

福祉専門相談員】と呼ばれる人がいて、ズバリ

福祉用具のプロです。

福祉用具は日々進化を遂げていて、『なるほど!これは便利だ!』というものが続々と出てきています。

「一人でトイレに行きたい」のであれば、トイレ内で小回りができる歩行器を、「外出時に使いたい」のであれば、坂道でも安全に移動できる歩行器を、「歩く機能を維持したい」のであれば、どっしりとした安定型の歩行器を、などなど。

使用目的や身体機能に応じて色々な種類を提案してもらえるのです。

ポータブルトイレや車イスレンタル同様です。

介護の日常生活の質を上げ、安全で安心して生活ができるように専門知識でお手伝いしているのが≪福祉用具専門相談員≫です。

だから、あなたが「歩行器を買おうかな?ポータブルトイレを買おうかな?」と悩んでいたら、その前に相談して欲しいです。

また、レンタル対象品は【デモ】といって一定期間はお試しで利用できる業者が多いです。あれこれ試してみて実際に本人に合うのを選んだ方がいいですよね。

これが購入だと返品ができないし、機種変更はもちろん、メンテナンスもできませんよね。

歩行器や車イスの車輪の劣化や不具合がおきたときにはすぐに点検して安全に使えるように対応してくれるのですよ。歩行器が不要になって車イスへ変更した場合にもすぐ対応してくれるのです。

これが賢い福祉用具の活用方法だと長年の経験からそう考えます。

介護はずっと続くものですよね。ずっと続くからこそ福祉用具を上手く活用して、楽をすることができる部分は楽をするくらいの気持ちでないと途中で疲れがたまりますよ。

【自立支援】・・・自分で出来ることは出来るだけ自分でしてもらう

あなたの介護負担を減らし、あなたが笑顔であり続けるための大切なキーワードを忘れないでくださいね。

あ、長くなってしまったので、≪排泄編≫は次回になります。

楽しみにしていてくれた方、本当にごめんなさい🙇‍♀️

注意:実際にケアプランを立てるにはケアマネジャーに依頼する必要があります。このブログは介護初心者がケアマネジャーに相談するにあたって敷居が高く感じるとの相談から作られました。必ずケアマネジャーとの相談の上でお願いします。